そして国内最後のご紹介は、兵庫県神戸市にあるチャイルドケモハウス。小児がんの子どもたちが治療をうけながら家族と一緒に自分のおうちのように住める、日本初小児がん専門治療施設です。
約一年前のいまごろ、、お邪魔させていただきましたのでその報告です。
チャイケモは私がホスピタルアートをしって間もないころ於保アートディレクターのインタビュー記事をよんで感銘を受けいつかお目にかかりたいとずっと思っていたところ…ついに…こんにちは。神戸ポートアイランドの中に位置しています。
院内に入るのにまずマスクを着用、するのですが。
そのマスクが！！WOW SO LOVELY!かわいぃぃぃ～～
このときは元気なカラフルな色のマスクだったのですが、チャイケモといえば？！動物マスクがとってもユニーク！怖くないように、と開発されたかわいいマスク！2013キッズデザイン賞も受賞されています。
消毒にも恐竜さんがついてるんだぁ
←こちらはこのハウスの地図！ん？ちず！？いっけん地図とはおもえない素敵な黒いラインが白い壁からうきでて案内しています。
そう、壁には、けろけろしんぶんや！ ボコッボコッっておもろ～～～インスタ映えっっっうける！
←ランドリーやお風呂などドアにかわいく印字。
家族みんなで入れるでっかいお風呂。
←教室では授業が開かれます、デスクはなんと卓球台！
←天井にね、窓があって、自然の光がさしこみます。そしてガラス張りの中庭も…！建物の中にいたって空もみたいし緑だってみたい！
そして各おうち。病状にあわせて全部で１９室。
白を基調にしたシンプルでおしゃれな内装、もちろんキッチン家族のベッド収納お風呂など全部そろっています。
なにより素敵だとおもったのが自由に出入りできる玄関が各お部屋に設置されていて、ほんとうのおうちのように生活できる！！共通の入り口ではなく、お仕事帰りのパパがただいまぁ～って直接帰宅できるのです。
そしてそして天井から光のさしこむ広いプレイルームの一方の壁一面にはおおきなすごろくゲームがでーーーん！
and反対側では…！そう、この日はなんとクリスマス会！
会にむけての準備がちゃくちゃくと行われています。クリスマスマーケットも。
きゃー。ゲームの屋台がいっぱいです。
ツリーつり。つりーつりｗｗつりーつりｗｗｗｗたくさん釣れますようにｗｗみらくるピンボール！懐かしぃ僕これ小学校のとき作った…。わくわくわく
大人もわくわくする屋台がずらり。
そしてこのゲームではahaというチャイケモ通貨をGET、そしてそのお金で…マーケットでお買い物ができる仕組み(^▽^)お金の使い方も楽しく学べちゃう。
そうそう、廊下のランプも！かわいくおめかし♡
サンタさーん発見！！！かわいい。。これらなんと紙で手作りなんだと、、いかにシンプルで目をひくデザインであることか。。
←ここがクリニックの入り口、すぐに対応できるようおうちと隣り合わせになっています。
←食堂。壁にはたくさんの写真が。なんておしゃれなカフェ！ワークショップなどもおこなわれたり。
当たり前のことが当たり前にできるよう…
お医者さんが近くにいて家族で住める安心…機能性とデザインのバランス。
グッズなど視覚的なものから、イベントなど目に見えないもののデザインまで。シンプルだけれども美しくそして時にクスッと笑えるようなユニークなディレクターのアイディアセンスが光るのでした。
於保アートディレクターはファッションデザインの仕事をしていて、その時”がん治療のためのファッションショー”にかかわったことからここのデザインをすることになったのだとか。
「シビアな時こそそれを追い詰める環境じゃなくて、少しでも逃避できる環境を視覚や聴覚に与えられたら、きっと病院って場所は変わるんだろうな」byオホカナコアートディレクター
チャイケモは寄付で成り立っているそうです。そうそう、入り口のクリスマスツリーの飾りも、すごろくのコマにもたくさんの企業などのお名前がありました。
あとで調べたところなんとふるさと納税でも寄付できるみたい。
チャリティーウォークやおそうじボランティアなども定期的に行われています。
チャイルドケモハウス
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ありがとうございました。